西十両14枚目の炎鵬(31=伊勢ケ浜)が旭海雄(26=大島)に敗れ、8勝7敗で本場所を終えた。

張り差しから立ち合い、低い体勢で相手と組んだが、土俵際まで追い込まれて浴びせ倒された。相手の体重が乗り、背中から土俵に打ちつける形となり心配されたが、本人は「大丈夫です」と気丈に語った。

3年ぶりに関取へ返り咲いた本場所について、炎鵬は「すがすがしかったです。場所前はどうなるか分からなかったですけど、けがなく終えたことにホッとしています」と笑みを浮かべて振り返った。

脊髄(せきずい)損傷の大けがにより、23年夏場所に途中休場してから7場所連続で休場。序ノ口まで番付を落とした24年名古屋場所で土俵に復帰し、今年3月の春場所では幕下で5勝2敗の好成績を残し、23年夏場所以来となる十両への復帰を決めていた。

館内からは15日間を通じて絶え間なく歓声が送られ続けた。炎鵬は「感謝しかないです。ありがたいの一言です。今後もその期待に応えられるよう、また頑張っていきたいです」と、次の名古屋場所を見据えて力強く語った。【山田遼太郎】

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