[ 2014年6月12日8時45分 ]

 W杯に臨む日本代表が、“プレ大会”を開催した。11日の練習後、取材対応したGK西川周作(27=浦和)によると、オフだった10日の夕食後、FW本田圭佑(27=ミラン)が発案し、メンバー23人とバックアップメンバー2人の25人全員参加。トーナメント方式の11点先取で行われた。決勝カードはFW香川真司(25=マンチェスターU)とFW大久保嘉人(32=川崎F)の、C大阪時代の先輩後輩対決で、後輩に軍配が上がったという。

 「真司があんなにうまいと思わなかった」という西川は、初戦でDF長友佑都(27=インテルミラノ)に勝利。だが2回戦でDF森重真人(26=東京)相手に敗れ「森重はカットマンなんですよ」と明かした。一方発案者の本田は2回戦に負けたようで「圭佑はそんなに自信がなさそうだったけど、絶対に勝ちたい気持ちは出していた」。ちなみに優勝賞品は何もなく「名誉ですね」。チーム全員で、初戦のコートジボワール戦に向けて、闘志を高めた?