[ 2014年6月28日18時47分 ]

 イスラム圏では、今年は28日からラマダンが始まる。日の出から日没までの間、断食が行われる。

 独ビルト紙によると、W杯に参加中のアルジェリア代表の全選手はイスラム教徒。イスラム教祖が1人チームに同行中で、希望者のラマダン回避を合法的に認めることができるというが、主将のブゲラは「体調次第で決める。でも断食はすると思う」と話している。

 ラマダン中は選手のゴールへの意欲が増すという説もある。アルジェリアのチーム医師、チャラビ氏は「多くのスポーツ選手はパフォーマンスが上がる。ラマダンは精神、メンタル的な助けになるのだろう」と説明している。