[ 2014年7月1日20時53分 ]

 ギリシャ代表のMFヨルギオス・カラグニス(37=フラム)が、代表引退を表明した。6月30日付の英イブニングスタンダード紙(夕刊)が報じた。

 ギリシャは1次リーグではコロンビアに敗れるも日本と引き分け、コートジボワールに競り勝って決勝トーナメント(T)に進出した。しかし決勝T1回戦のコスタリカ戦で1-1のまま突入したPK戦で3-5で敗れた。カラグニスはPKを外しており、敗れた責任を感じて代表引退を決めたという。「この試合が、自分にとって最後の試合になってしまった。あと1週間でも、もっと先でもW杯に残っていたかったが、もう現実は変えられない」と話した。

 カラグニスは99年に代表デビュー。10得点をあげ、139キャップを達成した。04年欧州選手権でギリシャが優勝をした際もメンバー入りしており、今年のW杯でも主軸の選手だった。