AKB48川栄李奈(20)が20日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた卒業公演後、会見に応じた。
卒業ライブや公演でも着用したピンクのドレス姿で、花束を持って会見場に現れた。
一問一答は次の通り。
-卒業おめでとうございます。公演を終えての率直な感想を聞かせてください
川栄 すごくファンの皆さんも温かくて、最後は感動しましたけど、楽しく終われたのでよかったです。横山(由依)さんや高橋朱里ちゃんとかが駆けつけてくれました。今まで一緒のチームで仲良かった子が駆けつけてくれて、本当に大好きなので、みんなにおめでとうと言ってもらえて良かったです。
-最後の劇場のステージはいかがでしたか
川栄 今日はすごくいつもより楽しくて、最後って思わずにやろうと思ったけど、感動しました。たかみな(高橋みなみ)さんがおもしろかったり、すごく笑顔になれました。
-発表からの思い
川栄 発表してからは自分の中で何かが吹っ切れて、スッキリしていたので、(卒業ライブの)さいたまスーパーアリーナも晴れやかな気持ちで迎えられました。間は、4カ月くらいあったので、みんな実感わかないねと言ってました。メンバーだからではなく、友達として、これからもみんなと仲良くなれたらいいなと思います。
-5年間を振り返って
川栄 メンバーに出会えたのがすごく大きくて、高校になかなか行けなかった中、私の青春だったと思います。つらかったのは、ダンスと歌が最後まで得意になれませんでした。できないから、できないなりに頑張ろうと思ってやっていました。
-川栄にとってAKBとは
川栄 学校みたいな感じで、女の子ばかりでも楽しくて、自分も成長できる場所でした。外から見ていると女の子集団で怖いのかなと思っていたのに、みんなすごく優しくて1つにまとまってました。
-今後に向けて
川栄 お芝居が好きなので、その仕事が出来れば。経験が浅いので、いろんな演技をして成長できたらと思います。(演技には)昔から興味がありました。コントとかをやらせていただいて、台本覚えて楽しいなと思うことがありました。
-どんな女優に
川栄 アイドルから卒業しての女優は難しいと思いますけど、10年後、20年後にこの人アイドルだったんだと思われるくらいになりたいです。
-卒業してやりたいこと
川栄 お仕事がしたいです。舞台も決まっているので、それに向けて頑張っていきたいと思います。DVDもいっぱい見てます。(練習は)特にしてないですけど、これからやっていきたいです。
-恋愛解禁になります
川栄 前向きに? えっ!?(笑い)。まずはお仕事を頑張りたい。支障がない程度に。(今狙ってる人は?)いたらおかしいじゃないですか(笑い)。
-今だからグループに対して言える不満は
川栄 人数が多いので、ケータリングはかなり並びますよね。それはちょっと気になってました。気付いたら差し入れがないということもあるのですが、みんな食べ盛りなので(笑い)。
-ドレスの衣装を着て
川栄 意外とピンクが似合うんだねと言われました。全身鏡で見てないので、今日帰ったら見たいです。
-舞台「AZUMI」出演へのオファーは
川栄 事務所の方から話を聞きました。殺陣とかも難しいですし、不安もあるんですけど、みなさんから学んで頑張りたい。稽古はこれから。今までのイメージとは違った形で、頑張りたい。
-AKB人生を振り返って
川栄 楽しかったですし、もしもう1回AKB48に生まれ変わって入れたら入りたいです。それくらい楽しかったです。
-今後、苦手な歌やダンスは
川栄 ないです! 下手なんで。
-バラエティー番組は
川栄 お話をいただけるのであれば出たいです。
-おバカキャラは
川栄 バカだから、『あの子できるの?』というイメージもあると思いますけど、バカだけどできるねと言われたい。ずっと前からバカだから卒業はできない。そこは隠しつつやりたいです。
-空いた時間で勉強は…
川栄 勉強したのに出来ないので、もうしないです。昔からだったので、これがキャラになるとは思わなかったので、申し訳ないです。子どもにバカにされます。道で会うと言われて…。でもたくさんの人に知っていただいているんだなと。
-台本も漢字が…
川栄 回りに助けてもらいたい。演出家の人にはふりがなをふってと言ってます。
「君が教えてくれた」を最後の曲に選んだ
川栄 好きな曲でコンサートでやろうと思ったけど、ずっと劇場でやっていたので、劇場でやりたいと思いました。
-最後にメッセージを
川栄 今まで5年間AKBにいて卒業するので、不安もありますけど、メンバーのみんなも応援してくれるので、これからもよろしくお願いします。