AKB48チーム8の神奈川県代表メンバー小田えりな(20)が30日、東京・築地ブディストホールで舞台「[番外編]ダンスレボリューション~ソノトキのワタシ~」初日を迎えた。

 チームメートの本田仁美(15=栃木)が女子高校生いろは役で主演した舞台と同じ世界観、時間軸で、母親の視点で描かれた作品。小田は本田と同じいろはを演じた。本田の舞台を見学していた小田は「ひぃちゃん(本田)の舞台の評判が良くて、すごくフレッシュで楽しそうだった。私は20歳だけど、負けないぞって思いました」と明かした。

 前日は48グループのプロレス興行「豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX」で、プロレスラー「ディーヴァおだえり」としてデビューした。「声を出しすぎて、今日は声が出なかったです」と苦笑いしつつも、チーム屈指の歌姫らしく歌唱シーンでは美声を響かせた。

 プロレスデビューの翌日に舞台初日という希少な経験をした2日間だった。「たぶん人類初だと思います。自分じゃない自分になれて、一生忘れられない2日間になりました」と振り返った。