AKB48の53枚目シングル(発売日未定)の選抜を決める第10回選抜総選挙(6月16日開票)の詳細が19日、動画配信サービスSHOWROOMの生配信で発表され、海外の48グループ所属の外国人メンバーにも立候補権が与えられることが決まった。

 キングレコード湯浅順司氏が「第10回目の記念すべき大会となりますので、海外のJKT48、BNK48、TPE48に立候補権を付与します。今回の選抜メンバーは、世界選抜メンバーとなります」と説明した。これまでは、海外グループに所属する日本人メンバーの立候補権はあったが、海外グループの外国人メンバーに立候補権が与えられるのは初めて。有資格者は国内外で約490人となり、過去最多の立候補者数だった昨年の322人を超えるのは確実とみられる。

 今回は、インドネシア・ジャカルタのJKT48、タイ・バンコクのBNK48、台湾・台北のTPE48と、3つの公認海外グループのメンバーが、立候補資格を得る。これにともない、イベントの名称は「AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙」となり、文字通り世界規模の一大イベントとなる。ランクイン枠も、昨年までの80人から20人増え、100位までとなる。立候補は23日から受付を開始する。

 投票権付きシングルは、5月30日に発売される。開催地は未定で、国内外の立候補地から最終選考中。近日中に発表される。