NGT48は28日、メンバーの清司麗菜(19)とスタッフ1人が、抗体検査を受けた結果「陽性」で、PCR検査を受診することを公式ホームページで発表した。

同グループでは、8月初旬から新潟市内のNGT48劇場での公演再開を予定していることを今月21日の同所での会見で発表。開催に向けて27日に、メンバー、スタッフを対象にした抗体検査を行ったところ、2人の「陽性」が判明したという。ともに発熱や倦怠(けんたい)感などはなく無症状というが、新型コロナウイルス感染の疑いがあるとして、今後保健所などの指導の下、PCR検査を受診予定という。

当初は全メンバー、スタッフの合計69人を対象に複数回に分けて抗体検査を実施予定だったというが、27日の初回実施者25人中2人から感染の疑いがあると判明したため、抗体検査で陰性反応だったメンバー・スタッフや、抗体検査をこの日時点での未実施者も対象に、濃厚接触の有無にかかわらず、PCR検査を順次実施予定で、結果が出るまでは保健所の指導のもと、自宅待機および健康観察を行うという。

NGT48を運営するFlora社は「皆様にはご心配とご迷惑をおかけ致しますが、早急にPCR検査が実施できるよう、関係各所と相談を行っております。。引き続き、保健所等のご指導、ご協力を仰ぎながら、迅速な対応を講じるとともに、検査結果に関しましては、保健所とも連携し改めてご報告させていただきます」とした。

同グループは今月22日にシングル「シャーベットピンク」を発売。同日は同劇場からメンバー全員がABEMAの特別番組に生出演している。また今後予定していた劇場公演では、これまで16人編成だったパフォーマンスをソロや6人程度の少人数で行い、観客数も満員の295人から50人以下に制限し、入場も県内在住者に限定するなど対策を行った上で開催するとしていた。