SKE48竹内彩姫(21)が25日、名古屋市のSKE48劇場で行われた公演で、5月末にグループを卒業することを発表した。卒業後は、グループを運営する「ゼスト」社に入社するという。

公式ホームページでも卒業が発表され、同社は「SKE48活動終了後はセカンドキャリア支援の一環として、ゼストに社員として入社致します」と報告。具体的な仕事などは今後決まるというが、タレントとしての活動からは退く予定という。グループ卒業後に、スタッフに転身するのは、初めてのケースとなる。

竹内は12年11月に加入した6期生。コメントも発表し「正式お披露目からもうすぐ8年を迎え、9年目に差し掛かります。10年という節目を迎える前に卒業という大きな決断をしました。この状況の中“卒業”という決断をくだすことは決して簡単なことではありませんでした。ファンの方のことを思い浮かべながら、状況を見て話し合い、長い時間をかけて悩んで決断したことです。最後まで応援してくださるとうれしいです」。

また今後についても「次に私がやりたいことはなんだろうと考えた時に、芸能界ではなく支える側の人間として働きたいという夢ができ、私はゼストでお仕事する道を選びました。今まで卒業したSKEメンバーの中で、このような例はありません。会社としても初めてのことですが、自分の選んだ道なのでSKE48のために立場は違えどまだまだ頑張らせてください。SKE48としての活動が終わりますが、ゼストのスタッフとして働くので、ファンの皆様はスタッフになった私を見かける機会がいつかあるかもしれません。その時は成長した私を見守ってくださるとうれしいです」とつづった。