NGT48小見山沙空(17)が27日、新潟市内のNGT48劇場で卒業公演を行った。

18年6月にお披露目されたグループの2期生。この日は同期を中心としたメンバーが出演し、小見山の門出を盛り上げた。天真らんまんな小見山は終始笑顔だったが、先輩の山田野絵(22)や、同期の寺田陽菜(17)から手紙が送られると、涙を見せた。

小見山は「この卒業公演が早すぎて、発表してから3カ月あったんですけど、やりきろうとか、ファンの皆さんを大切にしようと思っていたんですけど、追いつかないくらいのスピードで今日が来てしまいました。3年半アイドルをさせていただいて、最初はダンスとかいろいろな課題が山積みで、アイドルってこんなに大変なんだって、なかなかステージに出る機会も少なかったです。でも先輩たちを見て、やっぱり自分は歌って踊ることが好きだと、みんなに支えてもらっていっぱい練習しました」と振り返った。

さらに「13歳から17歳の学生時代をNGT48として過ごして、(普通の学生に)戻りたいと思ったこともありましたけど、人とは違う青春を、ここでしか会えない人たちと過ごしてきたと思えたら、すごく楽しかったと心から思います。NGTを卒業しますが、ここで得た経験をものにして、一生懸命、もうちょっと上に、表に出られるように…。卒業して、みんなと一緒にお仕事の場で会えることを夢に見て頑張ります」と話した。