SKE48熊崎晴香(25)が18日、NAGOYA ReNY limitedで、初のソロライブ「くまのファンファーレ」を行った。同グループでソロライブを開催するのは、古畑奈和(26)末永桜花(20)江籠裕奈(22)野島樺乃(21)須田亜香里(31)に続き6人目だ。

セーラー服にポニーテール姿で登場し、初センターを務めた「制服を着た名探偵」で幕開け。メンバーカラーの赤・紫色のペンライトで包まれた会場に「すごい。夢だったソロライブをこうして開かせていただけて、本当にうれしいです」と笑顔を見せた。

毎週予想コラムを担当している競馬と絡めて自身で決めたというライブタイトル。中盤では、馬耳を付け、以前JRAのCMに起用されていた木村カエラの「HOLIDAYS」を歌唱するなど“らしさ”全開。ほかにも、アニメ「みどりのマキバオー」のオープニングテーマ「走れマキバオー」や、日向坂46の「青春の馬」を披露。「私らしさ、私の一部である競馬。馬繋がりで連続で歌わせていただきました」と“馬尽くし”の構成をアピールした。

熊崎は、12年にオーディションに合格した6期生。ライブ前日の17日で所属して丸10年となった。「10年経った、最初の仕事がソロライブっていう…。とても感慨深いですね。後ろの方で、がむしゃらに踊っている私を、いつもファンの方が見つけてくださって。どんな私でも、温かく見守ってくれて愛してくれる。本当に幸せです。これが私の強みです」。

「勇気がいるから、言えなかった」というソロライブ開催の夢。今年の生誕祭で、初めてファンに話したという。「夢や目標を口に出してもいいのか、戸惑ってしまっていた時期あって、怖かったんです。でも、活躍している、かっこいい先輩を見て『戸惑ってる場合じゃない』って背中を押されて。夢を口にして、もっともっと、ひとりとしての熊崎晴香を、ファンの方に見てほしい。そしてもっと成長したいと思ったんです」。

最後は「皆様との幸せな時間がこれからも永遠に続きますように」と心を込め、「永遠より続くように」で締めくくった。

約2時間、全17曲。自身のモットー“いつでもなんでも全力”を十二分に発揮し、会場を沸かせた。【三須佳夏】

◆熊崎晴香(くまざき・はるか)1997年(平9)8月10日、愛知県出身。12年11月にSKE48加入。6期生。チームE所属。15年に行われたAKB48 41stシングル 選抜総選挙では73位で、アップカミングガールズに選出。15年、東海ラジオ「SKE48〓(ハート)1×1は1じゃないよ!」でパーソナリティーを務めた。好きな食べ物はいちご、枝豆、黒豆。身長160センチ。血液型O。