来月26日に発売するAKB48の61枚目のシングル「どうしても君が好きだ」のミュージックビデオ(MV)が、今日24日午後9時にグループのYouTube公式チャンネルでプレミア公開される。

同グループの大ヒット曲「大声ダイヤモンド」や「言い訳Maybe」をほうふつとさせる疾走感あふれる王道青春恋愛ソングで、本田仁美(21)が59枚目のシングル「元カレです」以来。2度目のセンターを務める。前作「久しぶりのリップグロス」に続き2作連続の選抜入りとなる17期研究生の佐藤綺星(18)に加え、同期の平田侑希(20)と山崎空(18)が初選抜入りし、フレッシュな面々が顔をそろえている。

MVのテーマは「青春の1ページ」。学園を舞台にメンバー16人それぞれが主人公となり、学生生活で印象的な1シーンを演じる。センターの本田は得意のダンスを生かし、放課後に1人でフリ作りをするダンス部長にふんし、柏木由紀(31)は学生時代に吹奏楽部で担当していたトロンボーンをリンクさせ、練習後に手入れをしながら自分の世界で静かに集中するシーンを演じる。

10年間水泳を習っていた山崎はプールの水面に立つシーンに登場するなど、学生時代の経験や特技を反映させたメンバーもいるという。

振り付けは、井上さくら氏率いるダンスチーム「Team“S”」が担当。MVを締めくくるダンスシーンでは、メンバー全員でそろえた「印結びダンス」や、大人数だからこそ映えるフォーメーションを披露。ダンスの難易度の高さも注目となる。

MVはAKB48らしい制服姿で撮影。本田は「撮影の前に監督さんから『学生時代、誰しも一度は主人公になる瞬間がある』『そのキラキラ輝いていた瞬間をひとりひとりにフォーカスを当てて撮影がしたい』と、16人1人ずつ、それぞれのテーマや設定を丁寧に説明してくださいました。この作品に対するこだわりや、一緒により良いものを作ろうとしてくださっている監督さんの思いに胸が熱くなりました」とコメント。また「青春の16ページのエンディングはメンバー全員が主人公となり、キラキラ輝くハッピーエンドで締めくくられています。ぜひ何度も見返していただきたいです!」と呼びかけている。