HKT48本村碧唯(26)が18日、福岡サンパレスホールで「本村碧唯 卒業コンサート~唯一碧く輝く宝石~」を行った。

HKT48の“最後の1期生”。オープニングではステージ上にひとり登場し、得意のダンスパフォーマンスを披露するなど、冒頭からダンスナンバーを並べた。「(卒業発表から)人生で一番短い8カ月だった。悔いはないので、今日は本当に楽しむだけだなと思っています」と笑顔で話した。

卒コンには、チームKIVのキャプテンを引き継いだ初代キャプテンの多田愛佳(28)をはじめ、同期の今田美奈(26)植木南央(25)熊沢世莉奈(26)下野由貴(25)田中菜津美(22)深川舞子(24)松岡菜摘(26)村重杏奈(24)森保まどか(25)現在はAKB48の中西智代梨(28)がサプライズ登場し、本村とのゆかりの楽曲を披露。多田から「碧唯ちゃんにキャプテンを任せてよかったなと思いますし、12年間、本当にお疲れさまでした」と言葉が贈られ、本村が涙を流す場面もあった。

本村は「HKT48に入って約12年。そして卒業発表してから8カ月。私にもこのスピーチをする時がやってきました」と卒業ドレス姿でスピーチ。スタッフや家族への感謝の思いを語りつつ、メンバーに向けても「正直みんなと離れるのが一番寂しい。たくさん私の力になってくれてありがとう。私はそんなにしっかりしていなくて、ダメなところもたくさんあります。でもみんなが一緒に頑張ってくれたから、私はキャプテンとして胸を張ってステージに立つことができました。みんなと過ごしている時間が大好きで、みんなの成長を実感する時が一番幸せでした。全員の成長を見てきて、もう1期生がいなくてもみんなだけでこれからのHKTを作っていけると私は思いました。今までのように楽しく、だけど新しい魅力の詰まったHKTとして大きくなっていってください」とエールを送った。

ファンに向けても「この12年の間反抗期もあったし、つらいこともあって、ずっと楽しいオタ活をさせてあげられなかったかもしれないけど、それでも私のことが大好きだってずっと側にいてくれて、とっても心強かったです。どんなにつらいときでも力になってくれたみなさんがずっと大好きでした。これからもずっと大好きです」と呼びかけ「皆さんとの時間はキラキラしたすてきな思い出ばっかりです。お話も出来てとっても充実していたし、幸せでした。12年間本当にありがとうございました」と話した。