STU48瀧野由美子(25)が29日、神戸・AiiA 2・5 Theater Kobeで行われたSTU48全国ツアーの初日公演に出演し、グループ卒業を発表した。

瀧野はアンコール後のMCで「私から皆さんにご報告があります。私、瀧野由美子はSTU48を卒業します」と伝えた。そして「私がアイドルになったのは、まぎれもなく、このSTU48と出会えたからです。このグループがなければ、アイドルになることも芸能界に入ることもきっとなかったと思います」と語った。

また「このグループに出会えたこと、応援してくださるファンの皆さんに出会えたこと、かけがえのないメンバーの仲間に出会えたことに感謝しています。私にとっては最後のツアーになるので、お時間があったらまた会いに来てくださるとうれしいです」と呼びかけた。

今後については「まだここでお伝えできないこと、改めてお伝えしたいことがたくさんあるので、また私の口からたくさん言えたらいいなと思うので、少し待っていただけるとうれしいです」と笑顔。「これからも私、瀧野由美子とSTU48の応援をよろしくお願いします」と頭を下げた。

公式サイトでも瀧野の卒業を発表。最終活動日や卒業公演については「日程が決まり次第、お知らせ致します」とした。

瀧野は17年3月、1期生としてSTU48に加入。18年のデビューシングル「暗闇」でセンターを務め、現在までにリリースしたSTU48の表題曲9曲のうち7曲でセンターを担当するなど、グループの中心メンバーとして活躍した。

AKB48の50枚目のシングル「11月のアンクレット」で初めてAKB48のシングル選抜メンバーに選ばれ、AKB48の選抜として「NHK紅白歌合戦」に3回出演している。