タイ・バンコクを拠点とするBNK48のチャープラン(27)が現地時間29日、バンコク市内で卒業コンサートを行った。

チャープランは17年にBNK48の1期生として加入し、グループのキャプテンを務めるなど中心メンバーとして活躍。18年6月の「第10回AKB48選抜総選挙」では、39位にランクイン。22年12月からはBNK48の支配人も務めていた。

この日の卒業コンサートには、チャープランと43人のメンバーだけでなく、チェンマイを拠点に活動する姉妹グループのCGM48メンバーも7人出演。さらに卒業生のミュージック、モバイル、パン、ジェニス、ターワーン、プーぺも駆けつけ、「Hajimete no Hoshi(初めての星)」をオープニングで披露した。

さらにチャープランと親交の深い、元AKB48岡田奈々、元NMB48山本彩からもビデオメッセージが寄せられた。岡田は「チャープランは長い間BNK48というグループを支えてくれて、それだけでなくて、48グループ全体を盛り上げてくれたすばらしいアイドルだったと思います」。山本も「うれしいこと、つらいこと、たくさんあったかなと思うんですが、全部今のチャープランにつながっていると思います。これからもいろんな活動をされていくと思いますが、立ち止まった時は、ファンのみなさんや身近にいる大切な人たちの声を聞きながらそして自分自身のことを大事にして、これからも活動を頑張ってほしいなと思います。またチャープランに会える日を私も楽しみに、頑張ります」とねぎらった。

アンコールでは、白を基調としたドレス姿で、卒業シングルも歌い上げた。チャープランは「今まで、たくさん応援してくれて本当にありがとうございます。これから、BNK48のメンバーとしては活動をしませんが、まだ支配人としてここにいて、後輩たちを見ていきます。BNK48のことをよろしくお願いします!」とスピーチ。客席全体から「チャープラン」のコールが湧き上がる中、卒業コンサートは幕を閉じた。