STU48の二代目キャプテンを務めた今村美月(24)が3月31日、広島国際会議場フェニックスホールで卒業コンサートを行った。

17年3月に、グループの1期生として加入。20年1月からは、初代の岡田奈々(26)からキャプテンを引き継ぎ、グループを引っ張ってきた。

この日の卒コンでは、今村のペンライトカラーのピンクと紫に会場が染まる中、「笑顔で楽しんでいきましょう!」の呼びかけで、今村のセンター曲「サングラスデイズ」からスタート。「今日は笑顔で終わるって決めました。STU48の結成7周年の日でもあり、こうして皆さんと結成日にお会いできるというのもうれしいことなので、ハッピーな気持ちで最後までやっていけたらいいなと思います!」と意気込んだ。

卒業生の田中皓子や土路生優里も登場し、3人のユニット「とろみちゅこっこ」で「誰かといたい」を披露すれば、「大好きな人」など28曲を披露して、ファンを魅了した。

アンコールではドレスに身を包み、「今日までのメロディー」をソロで歌唱。「こうして7年間、ずっと夢見てきたアイドルをこのSTU48でかなえることができて、本当に幸せな時間を過ごさせていただきました。こうして7年をへて、こんなにすてきな場所で、こんなにすてきなみなさんとアイドル人生の最後を迎えられたことが、私にとって本当に人生の財産になりました。決心がついて決めた道なので、これからまた皆さんといつかまた会えるように、私も頑張っていきますし、これからのSTU48を、いち盛大なファンとして、たくさんたくさん応援していきます。たくさんのアイドルさんの中から私を見つけてくださって、応援してくださって本当にありがとうございました!」とスピーチし、目を潤ませた。

さらに、グループの三代目の新キャプテンに、2・5期研究生で、4月1日から正規メンバーに昇格する岡田あずみ(21)を指名。岡田は「今日まで研究生として活動していたので、STU48が7周年を迎え、8年目を迎えるこのタイミングで私がキャプテンになることに正直、怖い気持ちや不安な気持ちがあります。先輩方が作ってくださったこのSTU48が大好きで、だからこそSTU48を大切に守ってもっと大きなグループに、もっとすてきなグループに、これからをつないでいけるようなキャプテンになりたいと思います」と話すと、今村も目を細めていた。