NGT48本間日陽（24）が13日、新潟市の新潟県民会館大ホールで卒業コンサート「～見上げた桜はいつも～」を行った。センターを務めた8枚目シングル「渡り鳥たちに空は見えない」を皮切りに、全30曲を歌い上げた。

「渡り鳥…」のイントロに合わせて登場すると、会場の雰囲気を一気に盛り上げた。衣装替えを繰り返しながら、「法定速度と優越感」までの4曲を続けて歌い切った。

「8年半の思いを込めたい」。アイドル生活最後のステージへの気持ちは、アンコールのラスト、初めてセンターを務めた3枚目シングル「春はどこから来るのか？」までの全30曲、ファンの前に立ち続けることで表現した。

途中では、親交のあるAKB48の福岡聖菜（23）、中井りか（26）らNGT48の1期生のOG、NGT48の初代キャプテンの北原里英（32）がゲスト出演。3月31日に結婚を発表した中井は、発表後初の公の場にもなり「りかちゃん、結婚おめでとう」とファンとともに祝福する場面もあった。

アンコールで秋元康氏が本間のために作った「好きなんて…」など、目を潤ませながら披露。「ここで出会えたファンのみなさんがアイドル人生を変えてくれました。数あるアイドルの中から私を見つけてくれてありがとう」と感謝を伝えた。【斎藤慎一郎】