乃木坂46、4期生の林瑠奈です。



「役割」



どのコミュニティーにいても存在し、

全ての人が持っているものだ。



この世に生まれ落ちた時点で

“娘、息子”という役割が与えられ、

場合によってはそこに

“妹、弟”がプラスされる。



家族や会社などで決められ、

自他共に認められている役割もあれば、



仲の良い友達同士やクラスメートとして

学校にいるときの役割などの、

不確かなものもあるだろう。



後者は決められたものではなく、

側から言ってしまえば

自由が効く役割ともとれるから難しい。



しかし実際、自由が効くのは

ほんのわずかなコミュニティーだけで、

多くの人たちは場の空気によって

作り上げられた自分の「役割」を

まっとうしているだろう。



そこで自分の理想とする立ち回りや

キャラクターが作られれば良いが、

消化し切れず腑に落ちていないまま

自分の役割が定まれば、

その舵を切るのはどんどん困難になる。



少しの生き辛さと共に

そのコミュニティーへ参加し続けるのか、

それとも本来の自分がありたい自分を出して

受け入れてもらおうとするか。



正直どちらも神経を使う作業だ。



いじられ役が急にツッコミを始めたら

粋がっていると思われるかもしれないし、

しっかり者が気を抜けた発言をすれば

天然キャラを偽っていると

思われるかもしれない。



一度構築されたものを壊して

また新たに建てるのは、

そこにどんな意図が隠れていようと

良い印象を生むケースは

少ないんじゃないだろうか。



集団でいれば必ず生まれる自らの役割。



皆さんはその役割に本当に納得していますか。



と言いつつ私は、

これも1つの形だなと言い聞かせて

色々な自分を楽しみたいとも思っています。



我ながら大人になったなと、

でも大人になっても無理なものって

沢山ありますし、

これが答えでは決してないのでね、

なんとも言えませんが。



ゴールデンウイーク、

ゆっくり休めたでしょうか?


また来週から頑張っていきましょうね。