キャバクラなど社交飲食店がひしめき歌舞伎町“夜のメインストリート”ともいえる「花道通り」の、かつてあの「ギラギラガールズ」(※業態の詳細は省略、現在はさくら通りに移転)が入っていた物件に、個人的に好きな、あの「中国ラーメン揚州商人」がオープン。

中国・揚州をルーツとする「中国ラーメン」がうりで、首都圏に40店舗近く展開している一大チェーンだが、11月12日、新たに新宿歌舞伎町店が開店したばかりなのだ。

歌舞伎町といえば有名店やチェーン店を含め、数十のラーメン店がひしめく都内有数の激戦区でもあるが、そこに切り込んだ格好。

ラーメン激戦区で23時間営業を仕掛ける「揚州商人」新宿歌舞伎町店。ちなみにここにかつてあった「ギラギラガールズ」はすでに移転している
ラーメン激戦区で23時間営業を仕掛ける「揚州商人」新宿歌舞伎町店。ちなみにここにかつてあった「ギラギラガールズ」はすでに移転している

迷わず入店し、いくつかの季節限定メニューに心を動かされつつも、揚州商人で外せない「揚州濃厚塩ラーメン」を注文した。極太の「刀切麺」や細い「柳麺」も選べるが、本日は中太の「揚州麺」を選択。そしてここがポイントなのだが、プラス220円で、もともと濃厚なスープをさらに「2倍濃厚」にした。

もともとの名前が「揚州濃厚塩ラーメン」なのだがさらに「スープ2倍濃厚増し」(プラス220円)で極限のトロトロ度を追求。とにかくうまい
もともとの名前が「揚州濃厚塩ラーメン」なのだがさらに「スープ2倍濃厚増し」(プラス220円)で極限のトロトロ度を追求。とにかくうまい

コラーゲンが効いた、コクがありまくるトロットロの濃厚塩味スープに、コシがある揚州麺がよくからむ。タケノコ、シイタケ、鶏肉、ザーサイ、ネギなどからなる具材も、濃厚スープといつもながらバッチリ合っており、安定の大満足。

この揚州商人の新宿歌舞伎町店、「眠らない街」だけあって午前11時~翌午前10時までの「23時間営業」というからすごい。

歌舞伎町1、2丁目エリアでは今年に入ってからだけでも「旭川味噌ラーメンばんから」「らぁ麺鳳仙花」「焼きあご塩らー麺 たかはし」「鶏そば みた葉」「台湾ラーメン心斎橋味仙」「麺処以心」「熟成豚骨ラーメン専門 一番軒」(※順不同、もれている店があったら他意はなく、すみません)などが次々新規オープンしており、激しいラーメンバトルが展開されている。

「揚州商人」の今後の健闘に期待するとともに、次回の訪店では「プレミアムエビワンタン麺」でせめることを決めた。【文化社会部・Hデスク】