人気グループ「SMAP」のメンバー4人が所属事務所を退社し、独立する方向で協議していることを受け、テレビ局の関係者からは13日、驚きや戸惑いの声が相次いだ。

 5人はNHKの紅白歌合戦で大トリを務め、「NHKのど自慢」の番組開始70年キャンペーンにも参加している。関係者は「正直に言ってびっくりしました」と言葉少な。

 日本テレビの担当者も「テレビ番組に大いに貢献してこられたグループなので、びっくりしている」と困惑した様子だった。

 メンバー5人が出演している「SMAP×SMAP」を放送しているフジテレビには、視聴者から「番組を終わらせないで」「解散しないで」などの電話があったという。

 音楽業界の関係者は「すごい実績とヒット曲があるグループ。(5人での活動が難しくなれば)業界全体の売り上げが減ってしまうのではないか」と懸念した。