歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)が、妻で女優の藤原紀香(45)に披露宴を行うことを伝えた際に驚かれたことを明かした。

 愛之助と紀香の披露宴は9月28日、東京・日比谷の帝国ホテルで行われ、芸能界、歌舞伎界、ひいき筋など約600人が出席した。

 愛之助は30日にブログを更新。「結婚をする旨を決めたとき、披露宴をしなければならないと妻に話したときは、妻は想定外だったのか驚いていました」と当時の紀香の様子をつづり、「歌舞伎の世界での披露宴というのは、奥さんをこの世界の方々にお披露目し、これからどうぞ宜しくお願いしますという宣言と誓いの場なので必要なことなのだ」と説得したことを明かした。

 さらに司会をフリーアナウンサーの徳光和夫に依頼したいと伝えた際にも「また妻はびっくり!」したという。愛之助は徳光から1年前に手紙を受け取り「この手紙を読んで本当に感激しました。僕の中ではこの時から、僕たちが披露宴をすることになった時には徳光さんに司会をお願いしようと心に決めていました」という。しかし徳光といえば、紀香と前夫の陣内智則の披露宴でも司会を務めていただけに、「彼女は以前のことを僕に話し、徳光さんにお願いすることはとても嬉しいことだけど、いろんな事を言われると思うから僕のために良くないのではないかと言ってくれました」。

 それでも愛之助は「僕は、過去ではなくこれからの僕たちにとって一番良いことを選んでいきたいと話し、2人のことをここまで感じ、わかってくれている徳光さんにお願いすることを決めました」と、徳光に司会を依頼した経緯を明かした。

 その結果、「披露の儀を終え、いま言えることは、本当に徳光さんにお願いして良かったです。まるで歌舞伎の演目が始まるかのような語り口で終始笑いの絶えぬ、愛のある、温かい司会をしてくださいました」と大満足の愛之助。「来てくださった方々も、徳光さんにお願いして本当に良かったね、お二人らしい披露宴でした、と多くの方に言っていただけました!!!!徳光さん、本当にありがとうございます。心から感謝しております」とつづった。