TBS系日曜劇場「小さな巨人」(日曜午後9時)の11日第9話の平均視聴率が13・7%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第8話は13・6%だった。これまでの最高だった第5話の13・9%に次ぐ数字となった。  

 出世街道から外れた長谷川博己(40)演じるエリート捜査員を中心に、警察内部の権力闘争を熱く描いた骨太作品。謎解きを重視した警察ドラマとは一線を画した、今までにはない“リアルな警察の姿”そして“人”を写し出している。

 第9話は、せっかく苦労して確保した容疑者・横沢裕一(井上芳雄)が、山田(岡田将生)とともに姿を消してしまった。香坂(長谷川博己)は山田と共犯の疑いがあるとして、自宅謹慎を言い渡されてしまう。一方、山田はある理由から、父親であり内閣官房副長官の勲(高橋英樹)の家に乗り込む、という内容だった。