X JAPANのYOSHIKIが先月17日、米ロサンゼルスの病院で頸椎(けいつい)人工椎間板置換の緊急手術を受けて以来、初めて公の場に姿を見せた。YOSHIKIは20日、来月11日から開始するX JAPANの世界ツアー日本公演に関する緊急会見を都内で開催した。この日朝、拠点のロスから帰国したばかり。首にコルセットをつけて、会見に臨んだ。

 YOSHIKIは回復に6カ月かかると言われており、ツアーはバンド初のアコースティック形式に変更。YOSHIKIはドラムでなくピアノで参加することをすでに発表している。

 YOSHIKIは開口一番「ただいま」とあいさつすると、会見に駆け付けたファン200人が「お帰り」と歓声を上げた。

 体調は「あまり良くないです」と言い、日本に帰国したばかりだけに「お辞儀がつらいですよね。米国はお辞儀しないじゃないですか」などと話した。さらに「(頭を激しく上下に振る)ヘッドバンギングはよくないと思います。考えた方がいい。確実に健康に悪い」と苦笑いした。

 また、ツアーについて、YOSHIKIに代わる代役ドラマーをゲストに迎えることは「ないです」と断言。「多少のサプライズはありますが」とドラマーではないゲストを迎える可能性を示唆した。