女優真木よう子(34)が、今冬開催される同人誌即売会「コミックマーケット93」への参加表明に対する批判にコメント。謝罪した上で、参加を辞退した。

 真木は25日、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて、自身によるフォトマガジンへの支援を募集するページを立ち上げた。目標金額は800万円で、出版社を通さず、ファンの希望に沿った写真や、自身の本音を掲載したフォトマガジンにするとのこと。完成品は、「コミックマーケット93」で真木自身が手売りするのを予定していた。

 しかし、ツイッター上では「わざわざコミケでやる必要がない」という批判が噴出。また、真木本人やファンがどれだけコミケという場の雰囲気やマナーを把握できているのか疑問視する声も多く、会場に混乱をもたらすのではないかという指摘もあった。

 真木は28日、支援募集ページにコメントを掲出。芸能人という立場のため何かと制限がかかることに以前からフラストレーションを感じていたこと、そんな中で、コミケという「自分で好きな物を作って、皆様にお渡しできる場」を知り、魅力を感じたことを説明している。

 真木は、「8月12日の夏のコミケに行って会場を見ただけで、コミックマーケットの昔からのルールや、マナー等、一切勉強をせず安易な気持ちで応募してしまいました」と謝罪した。

 「ファンイベントか、別の場所で出来ないのですか?」という意見に対して、真木は、「女優という職業は、事務所の方針もあり、ファンクラブを自ら作る事は出来ず、故にファンイベントの様な催しは出来ないのでした」と説明した上で、「しかし、そもそも主旨が違うしコミックマーケットでやるべきではないと指摘されるのは当たり前でした」とつづる。

 真木は、「全ては、全ての事に対し、無知な私の責任です。醜態を晒し申し訳ありませんでした」と深い反省の念を示し、コミケではなく、また別の場でフォトマガジンを届けると伝えた。