俳優妻夫木聡(36)が7日、日大芸術学部江古田キャンパスで、映画「奥田民生になりたいボーイと出会う男をすべて狂わせるガール」(大根仁監督、9月16日公開)試写付公開授業に出席した。

 妻夫木は大根監督、原作者渋谷直角氏(42)と講師として参加。生徒から夢について聞かれると「夢はかなえるものだと自分は思っていて、かなわない夢は見る必要がないと思っています」といい、「かなわなくてもかなえるための努力や近づけるためにいつも模索をしています」と話した。 海外の映画祭の出席や海外スタッフと仕事をすることで視野も広がったという。「日本だけのマーケットではなく、アジアの人たちが一緒になって作品を作ってもいいと思う。自分がそのきっかけになればすごく幸せだと思います」と話した。

 「大学生活を送れなかったので、いつか自分の時間が出来たら大学にいこうかと思っています。みなさんには自信と誇りをもってやり切って欲しいです」とエールを送った。同作については「僕たちが今できるものをこの作品で出したつもりなので、もしよろしければ大学生活の何日かを削って宣伝していただければうれしいです」とアピールした。