フジテレビ系の連続ドラマ「警視庁いきもの係」(日曜午後9時30分)の10日最終話の平均視聴率が7・7%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べでわかった。全話通しての最高は初回の8・9%だった。

 渡部篤郎(49)と橋本環奈(18)が演じる警視庁の架空の部署、動植物管理係の鬼警部補と新米巡査の凸凹コンビが、動物の生態をもとに事件解決に奔走するコミカル・アニマル・ミステリー。20種類以上の動物たちが毎回、ゲスト主役として登場した。「超特急」による主題歌「My Buddy」に合わせ、キャスト陣がダンスするエンディングも話題となった。

 最終話は、須藤(渡部篤郎)と圭子(橋本環奈)は、警察病院の部屋で元気な鬼頭(寺島進)と対面する。重傷は敵を欺くための偽装だったのだ。鬼頭は、詐欺集団と手を組み、無差別テロを主導している庄野(利重剛)の写真を見せる。圭子は、その顔に見覚えがあった。石松(三浦翔平)が蜂に刺されたファミレス、慰安旅行に向かうバスの中で見かけていたのだ。 庄野の所在をつかむため、須藤と圭子は、庄野の養蜂場を訪ねる、という内容だった。