ハリソン・フォード(75)が、映画「スター・ウォーズ」シリーズのレイア姫役で知られるキャリー・フィッシャーさんとの過去の不倫について、沈黙を破った。

 フィッシャーさんは昨年末に60歳で急逝する前に出版した回顧録の中で、1977年に公開されたシリーズ第1作目「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」で共演したフォードと不倫関係にあったと告白。当時、フィッシャーさんは19歳。フォードは34歳で、最初の妻との間に2人の子供たちがいた。

 本の出版当時は沈黙を守っていたフォードだが、GQ誌10月号の最新インタビューで、フィッシャーさんの告白内容について初めて認めた上で、「彼女が大昔のことを今頃になって告白したことは、僕にとって奇妙だったよ」とコメント。フィッシャーさんから、出版前に”ある程度の警告”があったと説明したが、「キャリーが亡くなった今、それは自分が話したい話題ではない」と語った。

 さらに、過去の2人の関係については秘密にしておいて欲しかったか?と聞かれると、答えることを拒否した上で、「本は読んでいない」と語ったという。

 フォードは基本的に、世間の人々にどう思われようと気にしないようで、「世間にうわさされるのは、俳優の仕事の一部。いちいち心配する必要もない。僕らは生きて、死んでいくだけ。映画だけが死後も存続していくのは不自然だとしても、僕は気にしない」と語ったという。(ニューヨーク=鹿目直子)