姉妹音楽ユニット「チャラン・ポ・ランタン」が17日、開催中の「第10回したまちコメディ映画祭in台東」内で、東京国立博物館で上映されたポーランド映画「ゆれる人魚」(来年春公開)のトークイベントに参加した。

 80年代、共産主義時代のポーランドを舞台に、人魚の姉妹が人間の世界に飛び込む姿を描いたホラーミュージカル作品。昨年のサンダンス映画祭でワールドシネマコンペティションドラマ部門審査員特別賞を受賞した。

 妹ももは「じめっとして冷たい感じがするけど、華やかできらびやか」と、独特の言葉で作品の魅力を語った。姉小春は「あんな姉妹がいたら、いろんな事務所が放っておかない」と、芸能界の目線で人魚姉妹の美しさを表現した。

 劇中で人魚はベーシストに恋をする。小春は「経験あるけど、ベーシストはおすすめしません!」と話して笑いを誘った。ももは「(小春は)ダメンズウォーカー。尽くすタイプ。ダメなところをかわいいと思っちゃうんです」と姉について明かし、小春は「(自分の)出費がすごい。みんな紹介してよ、いいやつ!」と集まった観客に呼びかけていた。