米ラスベガスで1日夜、野外コンサート開催中に米史上最悪ともいわれる銃乱射事件が勃発。59人の死者と500人を超える負傷者が出る大惨事となった。

 多くのセレブたちがツイッターなどで追悼のメッセージを発表する中、レディー・ガガがファンに向けて、黙とうを呼びかけた。ガガはインスタグラムで、合わせた両手のクローズアップ写真と共に、「参加したい皆さんへ。インスタグラム・ライブで西海岸時間の午後3時半に、20分間にわたり黙とうをささげます。私の意図は、世界平和と心の平和を訴えるため、私たち皆が全世界につながるための場所を提供することです」とメッセージした。

 ガガはツイッターでも銃所持の規制を呼びかけ、「これは単純にテロです。民主党および共和党支持者たちよ、どうか団結して銃を規制してください」とメッセージしている。

 昨年10月、ラスベガスでの1000回目の長期公演を祝ったセリーヌ・ディオンも、今週、ラスベガスの「シーザーズ・パレス」での公演を予定通り行うことを発表。「罪のない犠牲者や家族全員のために祈っています」とツイートした。

 昨年7月までラスベガスで2年間の長期公演を行っていたマライア・キャリーも、マリブの自宅から衛星中継で英テレビ番組「グッドモーニング・ブリテン」のインタビューに応じ、「犠牲者たちのための祈り続けます」と語った。

 ラスベガスで長期公演中のブリトニー・スピアーズもインスタグラムで、「今朝、ニュースを聞いて完全に打ちひしがれました。犠牲者たちのために祈りをささげ続けます」とメッセージ。

 昨年12月にラスベガスでの長期公演を終了したジェニファー・ロペスも、「ラスベガスを愛しています。今朝は打ちのめされました」とツイートしている。(ニューヨーク=鹿目直子)