女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の6日放送第5話の平均視聴率が20・3%(関東地区)、7日第6話が19・3%、9日第7話が17・7%だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、てん(新井美羽)は藤吉(松坂桃李)の初舞台を見に行くが、藤吉は出番を間違えて失笑を買ってしまう。笑いが人の幸せにつながるという藤吉の信念に心を打たれたてんは、地方巡業に出る藤吉と文通を続ける。そして数年が経ち、てんは17歳に。恋い焦がれる藤吉からの手紙を心待ちにしているてんだったが、儀兵衛(遠藤憲一)が縁談の話をもってくる、という内容だった。