タレントの勝俣州和(52)が、“ダウンタウン派”や“とんねるず派”といった芸能界での派閥について語った。

 勝俣は25日放送のフジテレビ系「良かれと思って!」に出演。バラエティー番組に引っ張りだこで、大物お笑い芸人がMCを務める番組にも垣根なく出演しているが、「20年前のテレビって今とぜんぜん違うんですよ。たとえばダウンタウンの番組に出てたらほかは出られないとか」と、暗黙のルールがあったことを明かした。

 ウッチャンナンチャンの番組に出演していた時にとんねるずの番組でレギュラーが新たに決まると、スタッフから「どっちを選ぶんだ?」と選択を迫られたという。そうしたことで“派閥”が生じていたが「考えられないでしょ? タレントはそんなこと一個も思ってない。スタッフがそういう時代だったんです」と振り返った。

 しかし勝俣は自ら出演番組を選択せず「そっちで決めてくれ。僕が要らなかったら外してくれていいです」と委ねたことで、結果として派閥とは関係なくいろいろな番組に呼ばれるようになったと語った。