タレントの大沢あかね(32)やフィフィ(41)らが、ギャラの交渉や金銭管理について語った。

 30日放送のフジテレビ系「バイキング」は、デヴィ夫人が代表を務める芸能事務所「オフィス・デヴィ・スカルノ」(東京都渋谷区)の運営費を横領したとして元経理担当で無職の辻村秀一郎容疑者(60)が逮捕された事件を取り上げた。

 この事件についてジャーナリストの木村太郎氏27日放送のフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」で、横領されていることに全く気づかなかったというデヴィ夫人について「気が付くべきだと思う。タレントさんという方々は『銭に細かいことは言わねぇ』っていうのがひとつの美徳みたいに思ってるでしょ。でも、月々とか少なくとも半期くらい、ちゃんと帳面を見た方がいいですよ。それは普通の人は当たり前にやってるんですけど、みなさんはおうようすぎると思う」とあきれていた。

 しかし美容家でタレントのIKKOは、木村氏の意見に「ちょっと納得いかない。美徳とは誰も思ってないと思うんですよ。お金のことを細かく考え始めてしまうと夢がなくなってしまうし、表情もしみったれた感じに…金勘定が入っちゃうからそういう顔になりやすいから、あえて見てこなかった人が多かっただけの話じゃないか」と異論を唱えた。

 フィフィは、外国人タレントが多く所属する事務所に入っていた当時について、「みんな最初に聞くんです、ギャラいくらですかって、仕事を受ける前に」と明かしたが、自身は「なんとなくずっと日本で暮らしていたんで、ギャラ幾らですかって聞いてから仕事受けるのってかっこ悪いなっていうか、どれだけその後自分が仕事させていただいてその後に報酬としてもらう感覚なので。日本の芸能の方ってみんなそうじゃないですか」と、日本の芸能人に近い感覚だといい、司会の坂上忍も「確かに」とうなずいた。

 また、大沢は子役時代からお金の管理は事務所に任せっきりにしているため「正直、何がどれくらいもらっているのかとか全然わからない。ただただお給料をもらっているだけ。今日、バイキングがどれくらいもらっているかわからない」と明かした。