女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の14日放送第38話の平均視聴率が20・3%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第38話は、「風鳥亭」開業初日は盛況だったものの、芸が受けず、2日目、3日目と客は減るばかり。目玉だった玄白(鍋島浩)の落語も受けず、玄白は激怒して去っていく。ピンチに追い込まれたてん(葵わかな)のもとへ、またもや伊能(高橋一生)がやってくる、という内容だった。