女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の7日放送第58話の平均視聴率が20・0%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第58話は、万々亭で食事していたのは団吾(波岡一喜)ではなく団真(北村有起哉)という落語家でお夕(中村ゆり)の夫だった。風鳥亭に団真を出演させたいというてん(葵わかな)の提案を、藤吉(松坂桃李)は受け入れない。キース(大野拓朗)ら芸人たちとの話し合いも進展せず、ついに芸人たちはストライキを宣言。そんな中、借金取りに追われていた団吾が風鳥亭に逃げ込んでくる、という内容だった。