女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の15日放送第65話の平均視聴率が19・8%、16日放送第66話が18・9%(ともに関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、お夕(中村ゆり)と団真(北村有起哉)を仲直りさせたいてん(葵わかな)は、風鳥亭で団吾(波岡一喜)と団真の競演を思いつく。すると、団真の高座の直前に団吾が現れ、客は大盛況。団吾の挑発に発奮した団真は、見事に笑いを取る。お夕はそんな団真の姿に仲直りを決意。その夜、再び風鳥亭に姿を見せた団吾は、風鳥亭の高座に上がってもいいと驚きの発言をする、という内容だった。