俳優松坂桃李(29)が20日、東京・TOHOシネマズ新宿で、映画「パディントン2」(ポール・キング監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

 ロングセラー児童小説が原作の実写映画で、16年に公開された「パディントン」の続編となる。前作に引き続き、松坂は主人公パディントンの日本語吹き替えを担当する。

 松坂は「少なくとも元は取れる作品じゃないかと」と冗談交じりにPR。続編については「これは3もあるか?」と期待を寄せつつ「そうなったらうれしいです」と笑顔を見せた。

 16日には同映画のジャパンプレミアが行われ、日本語吹き替えキャストの三戸なつめ(27)と斎藤工(36)が、来日した英俳優ヒュー・グラント(57)とヒュー・ボネヴィル(54)とともに登壇した。名俳優との対面を果たした2人に、松坂は「ずるかった~」とうらやましそうな様子。三戸はボネヴィルについて「優しかったです。打ち合わせの時、隣で『サンドイッチ食べなよ』とか『果物食べなよ』と言ってくれて、お父さんみたいでした」と笑った。

 劇中でパディントンが初めてアルバイトをすることから、「初めてのアルバイト代で買ったもの」を聞かれると、松坂は「ピッチピチのスキニーデニム」と答えた。「高校デビューしようと思って買ったんですけど、あまりにピチピチ過ぎて自転車がこげなかった」と苦笑い。「これで『俺もはやりに乗れる!』と思ったんですけど」と、学生時代の思い出を振り返った。

 舞台あいさつには松坂、三戸、斉藤のほか、古田新太(52)も出席した。