カンテレの人気トークバラエティー番組「おかべろ」(午後2時27分=関西ローカル)の27日放送分に元横綱若乃花、貴乃花の母でタレントの藤田紀子(70)が出演。暴行事件に端を発した大相撲騒動について次男の貴乃花親方の心中を推察し、断絶状態について「13年間会っていない。電話でも話していないんですよ」と告白した。

 司会を務めるナインティナインの岡村隆史(47)から「どこまで聞いてもいいんですか?」と問われるると、藤田は「なんなりと!隠し事はないですから」と断言。騒動発覚以降、長く沈黙を貫いていた貴乃花親方について岡村が問いかけようとすると、藤田は「一言話すと、もっと騒ぎになるかもしれない。ちゃんと結果が出るまでは黙っておこうと思ったのかと…」と、息子の心中を察した。

 さらに「暴行、傷害事件が、いつの間にか貴乃花親方に注目が集まった」と語気を強めた。藤田の友人として出演した萩谷麻衣子弁護士が「異様です!」と話すと、岡村は「(討論番組の)バイキングみたいになってきた。こんな回があってもいいんちゃうか!」と大興奮する一幕も。

 一連の騒動では貴乃花親方のファッションも話題となったが、藤田がテレビ番組で「あのマフラーとサングラスはやめた方がいいですよね~」と発言した翌日から着けなくなったという。

 断絶状態の息子について「たとえ会っていなくても、息子の生き方は分かる」と話し「正義を貫く人を応援したい。それが(今回は)息子だった」と語った。息子と連絡を取らなくなったきっかけについては「私なんです」と告白。同番組ではその内容についても明かす。