女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の30日放送の第99話が20・8%、(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、藤吉(松坂桃李)が亡くなり時は流れ、隼也(大八木凱斗)はアメリカに留学、北村笑店は事業を拡大していた。伊能(高橋一生)はてん(葵わかな)に女興行師として次のスターを発掘するようアドバイス。てんはトキ(徳永えり)の協力を得て、女性のスター芸人を誕生させることをひらめき、リリコ(広瀬アリス)に白羽の矢を立てる、という内容だった。