演歌歌手北島三郎(81)率いる北島ファミリー6人が3日、東京・八王子市の高尾山薬王院の節分会に参加した。八王子観光大使を務める北島の恒例行事。

 16年9月に頸椎(けいつい)症性脊髄症の手術を受けてから約1年半。今年は本格的な歌手活動を行っていく。「動きはずっと良くなったが、立ち上がるとまだ少しグラグラするんだ」と説明し、「芸事においては、演歌の火がなくならないように、弟子たちとスクラムを組んで焦らずに進んでいきます」と新年の誓いを立てた。

 1月1日には新曲「幸せ古希祝」を発売した。歌手人生を花に例え、「よい種をまいて、よい花を咲かせ、秋にはよい実をつけたい」と力強く宣言した。

 昨年で競走馬を引退した愛馬キタサンブラックにも言及。「夢と希望と感謝を与えてくれた。神さまが贈ってくれた宝物でした」と感謝した。

 ファミリーの“長女”原田悠里(63)は「昨年が35周年で今年は36周年。サブローイヤー。頑張ります」と誓った。

 ほかに山口ひろみ、北山たけし、大江裕、長井みつるが参加した。