イタリアの高級ブランド「アルマーニ」デザインの標準服問題で注目を集めている東京・銀座にある中央区立泰明小学校の児童が見知らぬ人から服をつままれるなどの嫌がらせを受けていたことがわかり、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之(53)は「こんなバカな大人がいること、ほんとにお子さんたちには申し訳ないと思います」と頭を下げた。

 21日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」は、同校の児童が通行人から服をつままれ、「これがアルマーニか」と言われるなど嫌がらせを受けたとの報道を取り上げた。

 江原は嫌がらせを行った通行人に怒りをあらわにした一方で、同校のアルマーニ問題について「ヤイヤイと周りが言うのもおかしくて、学校の中の保護者とかみんなで決めれば良いことであって、『お金がない子はどうするんだ』とか周りが言い過ぎですよ」と、過熱する議論にくぎを刺した。

 自身はアルマーニ標準服の導入について「賛成とか反対とか言うよりも、学校が決めたことならばいいんじゃないかと思う」との考えを示し、都内の学校選択制について説明した上で、「少子化だし、(アルマーニ標準服を)学校の特色というふうにしたいんであれば、それが良いと思う人が行けばいい」と述べた。

 女優の美保純は、自身が学生時代には制服へのあこがれが学校選びの動機にもなっていたと振り返り、泰明小学校の方針についても「いいのかなと思う」としたが、「アルマーニっていうブランドが引っかかるのかな? バブルの象徴みたいな。私はアルマーニのスーツ着てるヤツ嫌いでしたけど」とぶっちゃけて笑いを誘った。