サッカー元日本代表のタレント武田修宏(50)と土田晃之(45)が11日、都内でタカラトミーのRCサッカーロボット「サッカーボーグ」の発表会見に出席した。コントローラーで操作するサッカーゲームで対戦した。

 現役時代と同じ背番号9ユニホームで登場した武田は「日本代表の(バヒド・)ハリルホジッチ監督が解任されて、新しく西野(朗)さんが監督になった。選手にエールを送る気持ちを込めてユニホームを着ました」。土田は「日本代表を前にするとドキドキするけど、武田さんのことは何とも思ってない(笑い)。今日はジーパンにジャケットのジーコ(元日本代表)監督スタイルで来ました」と話した。

 ドリブルとシュートにこだわった「サッカーボーグ」は、元フランス代表で現レアルマドリードのジダン監督が得意にしたマルセイユルーレットや、浮き球シュートができる高機能。試合結果は土田の勝利に終わったが、武田は「楽しかった。僕はストライカーだから点を取れて最高の気分です。現役時代と同じで、技術は下手だけど、シュートはうまいんです。夕べ、練習をしようと思ったんですがアッコさん(和田アキ子)の誕生会があってサボるわけにいかなかったので、体調は最悪でした」と笑った。土田は「武田さんは(サッカーの名門)清水東で、1年から(エースナンバー)10番を背負った男ですから。まあ、あのときが全盛期だと思ってますが」といじった。

 ハリルホジッチ監督解任、西野新監督が決定した日本代表について、武田は「僕は3年前から言ってきた。(ハリルホジッチは)日本のサッカーのスタイルに合わない。でも、やるのは選手。選手たちに期待しています。(日本サッカー協会会長の)田嶋(幸三)さんは、よく決断したなと思う。言葉が大事なので主将の長谷部(誠)君に期待してます。初戦の相手がコロンビアで厳しいけど、サッカーに絶対はない。粘り強く戦って、ぜひ決勝トーナメントに行ってほしい」。

 土田は「全然、OK。この間のヨーロッパ遠征の時にクビでしょと思った。今回の(監督解任)は高く評価している。日本のサッカーも進歩しているんだから。西野さんならやってくれると思う。ガチガチに守るサッカーでもいいから結果を出してほしい。グループリーグを突破して、決勝トーナメントで1回は勝ってほしい」と8強入りを期待した。