カンテレ(大阪市)は12日、大阪環状線の各駅を舞台にして制作するオムニバスドラマの第4弾「大阪環状線Part4 ひと駅ごとのスマイル」(10月スタート、放送時間未定=関西ローカル)を発表。同日、お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(42)が、大阪市内で収録に臨んだ。

 第4弾は前回第3弾と同じく恋愛、友情、家族愛をもとに「スマイル」をテーマにして描く。徳井は第4話「西九条駅編 おとうちゃんといっしょ」で、小学4年生の娘を育てるシングルファーザーを演じる。

 「謝罪することにかけては天下一品のサラリーマン」の設定で、子持ち役。徳井は「現実世界では結婚もしていないので、せめてドラマの中だけでも子持ちの気持ちを味わえたらなと演じています」と話す。

 娘・萌絵を演じる平尾菜々花の芝居に「本読みの段階から、泣きそうになりました」といい、「自分にも少なからず、父性のような部分があったんだなと思いましたね」。実生活では愛猫と暮らす独身だが、自身の中にあった秘めたる父性にも目覚めたという。

 収録の合間、たこ焼きが差し入れられると「熱々のたこ焼きを僕が『熱い熱い』って言いながら食べているのを、萌絵ちゃんがすごい笑ってくれて…。『ウケてよかった』と思いました」とニッコリ。「萌絵ちゃんが、熱々のたこ焼きを半分にして食べているのを見て、キュンキュンとしました」などと、すっかり“パパの顔”になって、話していた。