米歌手マライア・キャリー(48)が、昨年11月に契約終了を発表した元マネジャーのステラ・ブロチニコフさんから暴露されたセクハラ行為を全面的に否定した。

 長年に渡って双極性障害と闘っていることを公表したばかりのキャリーは、約3年間一緒に仕事をしてきたブロチニコフさんからセクハラや不当解雇などで訴えられる可能性が浮上。代理人はこれに対し、「メディアに対して真実ではないうわさを流しており、我々はうそや脅迫に応じるつもりはありません」とコメント。ブロチニコフさんの主張は「事実に基づくものではない」としてセクハラ疑惑を完全否定した。

 ブロチニコフさんは3年間の契約を結んでいたにも関わらず途中で不当に解雇され、賃金が未払いであると主張。さらに、キャリーが家で洋服を着ていることは稀で、自身の前で裸になるなどセクハラ行為を受けていたとし、示談に応じない場合は訴訟も辞さない構えを見せている。キャリーは当時、「これからも互いにサポートしていく」と、合意の下で円満にマネジャー職を解いたことをアピールしていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)