TOKIO国分太一(43)が21日、都内でテレビ東京系料理番組「男子ごはん」(日曜午前11時25分)放送10周年記念クッキングLIVEイベントに、共演の料理研究家の栗原心平(41)と出席した。

 国分は番組が10周年を迎えたことに感謝し、「番組が20年になれば50歳、30年になれば60歳。徐々に名前も変えていって、『おじさんごはん』『じじいごはん』になるまで続けられたらいいなと思います」と笑顔を見せた。

 この日、2人は抽選で選ばれた60人の観客を前に「ずんだパスタ」と「豚とアスパラガスのしょうゆバターパスタ」を料理した。視線を浴びながらの料理に、国分は「手を動かすとあまりしゃべらなくなります」と緊張の様子。短時間で2品作るため「(パスタが)伸びる前に試食しないと。こんなに忙しい『男子ごはん』は初めて」と笑った。イベント中、料理をしながら観客からの質問に答えるなど、近い距離感でのやりとりに会場は盛り上がった。

 プライベートではあまり料理をしないという国分。「男子ごはんだったり、テレビでいろいろと食べてるから『上手ですよね』と言われる。印象なんですかね」。世間が持つ料理上手のイメージについて、夫人はあまりいい顔をしないといい「やってる風に見られるのが気に入らないみたいです」と苦笑した。小学生の子を持つ栗原に食育のアドバイスを求めることもあるといい、「子どもに味の濃いものを食べさせられないので、大人とどう分けたらいいのか、心平ちゃんに質問するようになりました」。また「父親が作ってくれた料理は覚えているので、いつか自分も“パパの料理”をやりたいなと思ってます」と前向きに話した。

 番組開始のきっかけは、料理研究家のケンタロウ(45)と出会いという。国分のブログを書籍化する際、ケンタロウを招いて一緒に料理をしたといい、「波長が合った。これは動画にすべきだと思って、制作会社にアピールしました」と裏話を明かした。番組の初代パートナーであるケンタロウは、12年に首都高速でバイク事故を起こして以降療養中だが「ブログをきっかけに『男子ごはん』がここまで続いてきて、出会いに本当に感謝です」と話した。22日に放送される90分スペシャルでは、ケンタロウからのメッセージも伝えられるという。「ケンタロウさんが戻ってきて、いつか3人でやれたらいいねって、心平ちゃんと話してます」と思いを語った。