ブルゾンちえみ with Bとしても知られるお笑いコンビ、ブリリアンのコージ(30)が、アメリカンフットボールの悪質タックル問題について「本当にショックでならない」と心境を明かし、当該選手をおもんぱかった。

 法大アメリカンフットボール部出身で、主将も務めたコージ。24日放送の日本テレビ系「PON!」に出演し、日大の選手が関西学院大の選手を負傷させた悪質な反則行為に「同じアメフトをやっていた身としては衝撃でした」と語った。

 さらにコージは、負傷した関学大選手だけでなく、監督やコーチから反則行為の指示を受けたとされる日大選手の双方をおもんぱかり、「両選手の気持ちを考えれば、本当に辛い気持ちでいっぱい」と吐露した。

 コージいわく、選手にとって現役最後のプレーは特別なもので、自身も「その瞬間って今でも本当にずっと忘れられないし、夢にも出てくる瞬間」だという。それだけに、今回の件で競技から引退する意思を示した日大選手について「アメリカンフットボールをやった一番最後が、あのプレーの記憶で終わってしまうのが一番辛い」と語り、「もし可能であるならば、しっかり反省してもう一回やっていただきたい」と願った。

 またコージは、「そんなアメフトを好きな人間に、最後は『アメフトをやる気がない』と言わせたのが本当にショックでならない」と、反則行為を指示したとされる日大指導者に対する怒りをにじませた。