歌手の渡辺美里(51)が、音楽プロデューサー小室哲哉(59)の引退について自身の思いを語った。

 渡辺は28日放送のTBS系「ビビット」にVTR出演して、代表曲「My Revolution」を小室から提供された当時の思い出などを振り返った。

 小室は今年1月に引退を表明。不倫疑惑を報じられたことが引き金となったが、くも膜下出血で倒れた妻でglobeのKEIKOの介護を続ける中、12年にC型肝炎を患い、昨年8月ごろには、ストレスによる摂食障害や睡眠障害などで入院。さらに突発性難聴が発症するなど満身創痍の状態だった。

 そんな小室が引退を決断したことに、渡辺は「古い友達としては、昔から知っている友達としては、ちゃんと深呼吸ができていない小室さんを見ているのがとてもつらいなと思ったから、しっかりいっぱい酸素を取り入れて呼吸をして、『よし! こんな曲が書かずにはいられない』って思う日がいつか絶対に来ると思うから、そういうふうになったときにピアノに向かわれたらいいんじゃないかなと思いました」と語った。