女優足立梨花(25)が4日、都内で、主演映画「キスできる餃子」(秦建日子監督、22日公開)完成披露舞台あいさつに出席した。

 同作は餃子の町、栃木・宇都宮市を舞台に、シングルマザーとして育児と経営再建に取り組む足立演じる餃子店の娘藤田陽子と、BOYS AND MEN田村侑久(27)演じるプロゴルファー岩原亮との恋愛を描くラブコメディー。

 この日は足立に加え、田村、秦監督(50)が登壇した。映画では恋人役の足立と田村だが、田村の「ここ(足立)とはニコイチでやっているんで」発言に足立は「えっ!?」と驚きの表情をみせた。「最初はニコニコ笑ってくれたけど、会って2回目で足立さんから笑顔が無くなった」と明かすと、「だってうるさいんだもん~」と苦笑した。

 「宇都宮を舞台に餃子の映画を作りたかった」と秦監督。「餃子と最も遠いイメージの恋愛物にしようと思っていたが、ロケハンで車を降りた瞬間に思いついた」と明かした。

 足立は「宇都宮の魅力がたっぷりつまっていて、さらに恋をしたくなったり、餃子が食べたくなったり、あとは仕事で悩んでいる人には、明日からがんばろうと思っていただけるような内容になっていると思います」と胸を張った。

 また、同作の主題歌を担当するチャラン・ポ・ランタンも登壇し、主題家を披露した。チャラン・ポ・ランタンは、アコーディオン担当の小春(29)、ボーカル担当のもも(25)による姉妹音楽ユニット。ももは5月上旬、女性誌「女性セブン」で、チュートリアル徳井義実(43)との徳井自宅でのデートを報道された。降壇時に取材陣から「徳井さんとは順調ですか」「キスはしましたか」と声をかけられた。BGMの爆音にかき消され、その声は届かなかったようだが、ほほ笑みながら会釈して降壇した。