木村拓哉(45)と嵐の二宮和也(35)が3日、都内で、映画「検察側の罪人」(原田真人監督)のヒット御礼舞台あいさつを行った。

公開から10日間で、114万6000人を動員し、興行収入14億2000万円を突破。どちらも、同時期公開映画の中でトップの成績を記録している。

主演の木村は、友人らから「見たよ」「これから見るよ」などの反響がたくさんあったことを披露して「すごくうれしい」と笑顔を見せた。

二宮とは今回が初共演だったが、次回の共演があるなら、現代劇ではなく「時代物をやりたい」と話した。「今の時代に『時代物』は求められていない。それが出来るのはおれらしかいない」と明言。例えとして「二宮が明智光秀で自分が織田信長」と戦国武将の名前を挙げ、「機会が与えられたら、絶対にやりたい」と繰り返した。

二宮は「木村に聞いてみたいことは何か」と質問をされると、しばらく考えた後で「貯金!」。意外な!? 質問に、木村は「把握をしていない自分がいる」と苦笑い。すかさず二宮は「(自分が)管理します」。夫婦漫才のようなやりとりで会場を沸かせた。

同映画のプロモーションでの木村&二宮の2ショットはこの日が最後。イベントの模様は全国179の映画館でも生中継され、全国各地の多くのファンがトークを楽しんだ。

舞台あいさつの後に、2人は取材に応じた。

木村は二宮の演技力を認めていて「ぜひもう1度と思えるやつです」とあらためて信頼を寄せた。「ありがたいです」と感謝をした二宮は、木村が他の嵐メンバーと共演することを強くけん制。「まだ、二宮を食べ尽くしていない。まだまだうまみが出ます」と、猛烈なアピールを忘れなかった。

また、木村は、モデルデビューをしたばかりの次女、Koki,(コウキ=15)が、映画を見ているか聞かれると「まだです」と答えた。