妻夫木聡(37)井上真央(31)が初共演したテレビ朝日系ドラマ「乱反射」の会見を取材した。

物語は事故で息子を失い、原因の真相を追う夫婦を描く社会派ミステリーエンターテインメント。会見の最後に、両親を演じた妻夫木と井上に花束を渡すべく、亡くなる息子を演じた子役の小岸洸琉(4)が登場した

親子3人での写真撮影の際、小岸は最初立っていた。内心、妻夫木が抱っこしてくれたらいいのにな…と思っていた。多分、多くの記者やカメラマンがそう思っていたと思う。妻夫木は報道陣の気持ちを察したのか、「抱っこしましょうか」といったしぐさをして、小岸を抱き上げた。

妻夫木が小岸を抱っこしてから、3人の表情は格段に良くなった。小岸はいたずらっぽい表情を浮かべ、何度も井上をつねって痛がらせる一方で、妻夫木には甘えた表情でもたれかかったりした。撮影前に3人で食事をしたり、公園でピクニックをしたという。さらに撮影を通じて絆を深めたのか、3人はすっかり幸せそうな家族になっていて、ほほえましく、こちらも和んだ。

妻夫木はプライベートでは女優マイコ(33)と16年に結婚した。妻夫木は司会者から「お子さんはそろそろですか」と聞かれると「そうですね。それこそ、子供できるかは奇跡ですから。その奇跡を信じて、待つのみです」と答えた。妻夫木が子供を自然に抱っこしている姿や子役の妻夫木への甘えっぷりを見ていると、きっと子煩悩な父親になるはずだと確信した。