米倉涼子(43)主演のテレビ朝日系ドラマ「リーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子」(木曜午後9時)の25日3回の平均視聴率(関東地区)が15・9%だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回は15・0%、2回は18・1%と高視聴率を記録している。

米倉演じる資格を剥奪された元弁護士の小鳥遊(たかなし)翔子が、弱小弁護士らを集めて大手弁護士事務所を相手に勝訴に向かって突き進んでいく物語。翔子率いる「京極法律事務所」のメンバーを林遣都、荒川良々、安達祐実、三浦翔平、勝村政信、高橋英樹、ライバルの大手事務所「Felix&Temma法律事務所」のメンバーを向井理、菜々緒、宮本茉由、小日向文世が演じる。

勝村は「ドクターX~外科医・大門美知子~」シリーズで米倉と共演。今作の米倉について「非常にファッショナブルで、ビックリするような服を着ている。どうしても(大門美知子と)似てきてしまうかと思っていたら、また新しいキャラクターを作られてきていて、さすがです」と賛辞を贈っている。

第3話のゲストは桐山蓮、岡本信人、原日出子。

京極法律事務所の面々はヤメ検弁護士、大鷹高志(勝村)の請け負った無謀な案件に協力する。妻の殺害容疑で逮捕された浅野洋平(桐山)の弁護で、浅野には愛人がいる上、妻に多額の保険金をかけていた。浅野は「犯行時刻は愛人に会うため新宿にいた」と無罪を主張するが、態度も記憶もいい加減で証言の裏付けを取ることが出来ない。

そんな中、浅野は新宿で高校時代の美術教師、蟹江光晴(岡本)夫妻を見かけたこと思い出す。翔子と大鷹は蟹江夫妻を訪れるが、2人は新宿へは行っていないというのだった。